700ppm・1000ppm・1000ppm以上の3区分で判断する方法
室内の空気が安全かどうかは、実は CO₂(二酸化炭素)濃度 を測ることで、
誰でも簡単に判断できます。
私たちが吸って吐いた呼気には CO₂ が含まれており、換気が悪いほどCO₂が溜まり、感染性のエアロゾルも滞留しやすくなることが世界中の研究で確かめられています。
今回は、非常にわかりやすい「3つの区分(700 / 1000 / 1000+ ppm)」で、
室内の安全度をパッと判断できる方法をご紹介します。
図を見ながら読んでいただくと、さらに理解が深まります。


■ ① 700 ppm 以下:◎ OK(良好)
外気のCO₂濃度はおよそ 400 ppm です。
700 ppm 以下は 外気に近い非常に良好な環境 で、空気の入れ替わりが十分に保たれている状態です。
- 換気がしっかり効いている
- 人の呼気が滞留していない
- 免疫が弱っている方でも安心して過ごせる
飲食店・カフェ・図書館でも、このレベルなら 「良席」 と判断できます。
■ ② 700〜1000 ppm:△ 注意(換気不足の入り口)
この範囲は、空気がややこもり始めている状態です。
世界の基準(ASHRAE・欧州EN規格)でも 1000ppmは“換気の境界線” とされています。
- まだ許容範囲
- しかし人数が増えるとすぐ上昇
- 長時間の滞在は避けたい
免疫力が低下している方(高齢者も入る人が多いかもしれません)は、
「短時間ならOK」 と考えるのが安全です。
■ ③ 1000 ppm 以上:× 不可(危険)
1000 ppm を超えると、空気の質が明らかに悪くなります。
呼気に含まれるエアロゾルが滞留しやすく、換気不足がはっきりしてきます。
- 1500 ppm:空気の淀みが強く、リスクが上昇
- 2000 ppm:滞在はおすすめできない
- 飲食店や待合室でよく見られるレベル
特に免疫弱者の方にとっては
1000ppm以上は「その場に長くいるべきではない」
と判断してよい領域です。
実際、カフェのモーニング時間など混雑時には 2000ppm を超えることもあります。
センサーがあれば “その場の空気の危険性” を誰でもその場で判断できます。
■ まとめ:CO₂は「空気の見える化」
CO₂はウイルスそのものではありませんが、
換気の良し悪しを最も正確に示す「空気の指標」 です。
- ◎ 700以下 → 積極的に利用してOK
- △ 700〜1000 → 時間を短めに
- × 1000以上 → 次の場所に移動する判断を
免疫が弱い方や、高齢者、基礎疾患のある方ほど、
「空気の安全性」を確認しながら外出することで、
安心して日常の行動範囲を広げることができます。
CO₂センサーは、暮らしをより安全にするための 小さな“護身具” のような存在です。
ぜひ、日常の中で活用してみてください。


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