感染症歴史こぼれ話

加藤先生の医史研究成果の紹介(1)

加藤先生(加藤四郎<享年89歳>;大阪大学名誉教授で私の恩師)は医史研究で多くの成果を発表されています。生前、先生からその成果の幾つかをいただいておりましたので、このブログで何回かに分けて順次ご紹介したいと思います。スキャンしてPDFの形で...
感染症歴史こぼれ話

エドワード・ジェンナーにより世界初の感染予防ワクチンの開発

1980年5月8日にWHO(世界保健機関)は、世界から天然痘を根絶させることに成功したと発表した。  天然痘は、人類史上最大の惨禍を与え続けてきた感染症である。この成功は、イギリスのエドワード・ジェンナーが開発した牛痘種痘法に依っている。W...
感染症あれこれ

日本人の平均寿命・健康寿命に影響する病気として、がんや肺炎(感染症)について考える

この記事では高齢者が気になるがんや肺炎について解説します。平均寿命と健康寿命と違い厚生労働省からの毎年の「人口動態統計月報年計(概数)の概況」日本は世界の中で長命国何番目でしょうか?最新の2022年のWHO発表平均寿命データでは1位日本で、...
新型コロナ

新型コロナの対策には『屋内の換気』に優るものなし

新型コロナの出現以来、社会の至るところでマスク着用が一般的なマナーになった。世界的にはすでに、マスクをしている人がほぼいない国が多い。日本も遅ればせながら、国としては「マスク着用の是非を管理しないので各自で判断してください」と。しかし、その...
新型コロナ

ひとりで運転している車の中でマスクの人を見かけるが、えっ、なんで?

マスクをいまだに多くの人がつけたままである。それも、屋外の青空の下で、それから1人で運転している車の中で、えっ、なんでマスクするの?新型コロナを2類から5類にうつすにあたって、マスクをするかどうかは、状況に応じて、自分の判断で、つまり 「正...
感染症あれこれ

海外から持ち込まれる麻しんなどの感染症 ―輸入感染症対策の切り札はあるのか?―

新型コロナの収束ムードが日増しに高まり、人々の行き来が活発化している。これは世界的な現象で、当然、日本と海外の間も同じである。日本人旅行者やビジネスマンが海外に行き、現地で流行っている感染症に罹っても、帰国時にまだ症状がでていなければ、成田...
感染症あれこれ

風しんも、麻しん(はしか)のように、数年ごとに流行を繰り返している感染症です

麻しんが、世界的流行の兆しを見せている。わが国は、これまで数年ごとに大流行を繰り返しており、これまでの3年半のコロナ禍で感染者はほぼゼロ状態であったが、今年に入りジワリと増え始めている。この麻しんと同様に、風しんもこれまで数年ごとに大流行を...
感染症あれこれ

コロナ収束に伴い人の行き来が活発化することで懸念される感染症

中国・武漢で発生した新型コロナ(COVID-19)は、すでに3年以上もこの地球上で君臨し続け、感染症の中で独り勝ちしているような存在である。しかし、その原因となる新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、次々と変異を繰り返し、そのたび重...
感染症あれこれ

手足口病の季節

手足口病は、字のごとく、手と足、それに口に同じようなコメ粒ほどの小さな水泡(水ぶくれ)ができる病気で、エンテロウイルスやコクサッキーウイルスによる感染が原因である。子どもが罹ると、親に感染することが多い。また、このウイルスには多くの型があり...
感染症あれこれ

インフルエンザワクチンについて

インフルエンザの原因であるインフルエンザウイルスには、A型、B型、C型がある。B型とC型はヒトにだけ感染し、A型はヒト以外にも、トリやブタなど、ほとんどの動物に感染する。したがって、A型が変異しやすく、重症化しやすい。通常、毎年秋から広がり...