ヒトの免疫システム:有益性(生体防御)と有害性(アレルギーや自己免疫疾患)

バムサジャーナルへの掲載総説

ヒトに生まれながらに備わっている免疫は、病原体がからだに侵入してきた際にそれを排除する有益なシステムである。一方、一部の人にとっては大きな弊害になっている、花粉などに対するアレルギー症状や体内の細胞や臓器を破壊する自己免疫疾患の誘導もまた免疫システムの働きによるものである。ここでは、からだに備わっている免疫細胞の働きに見られるプラス面とマイナス面の影響について概説する。

タイトルとURLをコピーしました